『FF5』

 前作画面が暗かったので、今作の明るい画面は私は好きだ。
 相変らずのATBだが、FF3の雰囲気が戻ってきたようで、好ましい。
 4人だからか、それとも単なる慣れなのかなぁ。
 あの、名乗りのシーンはイケてると思う。
 初プレイでは、おもいきり「グレイ」と入力。
 だって初期設定の「バッツ」なんて知るわけないじゃないか。

 最も苦戦したのは、竜の薬を取りにいく山のダンジョンだ。
 途中で行き止まりになっていて、道は見えども進む道なし状態。
 攻略ページを見て、落とし穴に落ちなければならないことは判明したが、
 ウロウロ歩き回っても、いっこうに落ちる気配がない。
 そうとう歩いて、竜の牙をドコスカ拾ったりなんかしても、
 見付からない。
 どうやら、壁の方といわれて、壁ぎわのみしか歩かなかったことが敗因のようで。
 こんな時に風水士のジョブつかえていれば…と思いつつ、
 壁から一歩離れた穴に無事に落ちる。

 気がつくと、シヴァをとり忘れていることに気がついたりなんかして。
 後回しにすると忘れるって3の時に学んだはずなのに〜。
 くはっ、シルドラ入手まで氷属性の召喚魔法はお預けかぁ。

 ジョブの種類が圧倒的に増え、アビリティの組み合わせができる今回のFF。
 HPをとるか攻撃力を優先させるかで悩んだり、
 多彩な幻獣を、青魔法を、歌を集める楽しみが増え、やり込み度が上がっている。
 まぁ、補助魔法を使わない私にとっては、青魔法で使うのは、
 アクアブレスとホワイトウィンド、風属性魔法、マイティガードくらいなんだが。
 攻撃パターンも、白黒青時空召喚魔法、魔法剣、歌と多彩だし、
 アビリティも、二刀流、乱れ打ち、連続魔と美味しい能力満載。
 どうぶつ、ちけい、など、行き当たりばったり技も良い。
 銭投げも好きだが、序盤で使いすぎて破産した経験あり。
 真空刃に対抗するカウンターや白刃取りには、何度も命を救われました。

 途中、ガレフの親友が塔で死ぬ時、
 ガレフ先頭を天然でやってしまったっ!
 か、感動のシーンがっ…。
 「ガレフ、ドッペルゲンガーと会うの図」みたいになってしまった。
 そして、とうとうガレフのじっさま(ジョブ黒魔法士)が名誉の戦死!
 ガ、ガレフじいさ〜ん!
 なんでFFってばこういう展開が待っているのだろうか…。

 新しく入ってきたクルルはかわいこちゃんだが、なぜか体力系ジョブに回される。
 それもこれも、ファリスが魔法系ジョブをやっているからだろう。
 ファリス=召喚士
 バッツ=シーフ
 ガレフ=黒魔道士
 クルル=侍
 レナ=モンク

 これが最も印象に残っている各キャラのジョブである。
 しかし、ガレフの死から後半、
 バッツだけか!?」 ハーレムじゃん。
 どうもなんか…、いや男女差別ではないのだが、偏ってないだろうか。

 そしてシドじい登場
 前々回も前回もお世話になったが、今回もお世話になりまする。
 お孫さんは天才肌なのね。
 きっとシドじいの若い頃もあんなんだったんだろうなぁ〜と。
 敵ながら、いつも楽しませてくれるヤツと戯れつつ、チキンナイフをゲット。
 やっぱし、いっぱい逃げてしまうのですよ。
 マジックポット相手に経験値を稼いだり、というか、
 赤魔道士、狩人とかは、これでポイント稼ぎました。

 さて今回のレアアイテムゲットの道は。
 オメガと神竜、あと、ギル亀。
 ギル亀は力技で。
 オメガは、なにやら薬師と調合で倒す方法があるらしいですが、
 調合の仕組みがようわからんので、
 雷属性で攻めまくり。魔法剣大活躍。一人死んでしまったが、なんとか倒す。
 神竜は、何やら鞭を落とすらしいが、それにチャレンジするほど根性はナッシング。
 でも、両方とも倒すだけは倒した。
 神竜の方が弱点が微妙な分、辛かった気がする。
 すっぴんマスターになれるくらいまでLvを上げてからでないと、
 最初の全体攻撃でクラクラになってたからなぁ。

 伝説の武器は使えるね〜。
 伝説の武器や、ラグナレク・エクスカリバー・天の村雲などなどを二刀流。
 それで踊れば9999ダメージ♪
 でも、対エクスデス戦では、
 作戦第1段…素早いファリスが連続魔をつけて召喚師。
 後は全員ものまね師の陣。
 パハムートものまね作戦を実行。回復の為にアイテムの欄も重要だったなぁと痛感しつつも、
 あっさり過ぎて手応えなかったので、リセット。

 次は召喚師、青魔道師、踊り子×2で挑む。
 歌って踊って呼び出して作戦を実行。ちなみに、踊り子はレナとバッツ…。
 前回よりも楽だったかも、な結果に。
 しかし、相変らず状態変化攻撃にはつらいものがあるが、
 今回新しくできた、ゾンビ状態がつらい
 強い武器を二刀流で持たせているので、なんだかんだと味方の攻撃のが食らうのだ。

 最終作戦は、せっかくなったんだからやろうよ、
 みんなすっぴんマスターで行こう作戦。
 でも、やってることは、召喚師、青魔道師、踊り子×2なんだけど。
 すべてのアビリティが使えるって、とってもいいことね。
 カウンターや白刃どりが勝手にするは、魔法バリア勝手に張るわで、大助かり。
 なんだかんだで、50Lv未満ですっぴんマスターにはなれますのでお試しあれ。
 タマネギ剣士よりよっぽど楽ちん。

 いくつもの世界の謎を踏み越えてとうとうついに風が戻った。
 …なんつうか、勇者っていうと=勇気みたいな感じがするけど、
 バッツは風の探求に属するのね。
 そういえばダイの大冒険でも勇気はポップだったっけか。
 ラストバトルの生き残りに応じて、エンディングが微妙に変わるというので、
 そのすべてを満喫すべく、(すまん一回死んでくれ…)
 そして感動のスタッフロールへ。疾走するチョコボが爽快だ。

 なんだかんだで、3〜6のFFシリーズの中では、この5が一番やってて楽しかった気がする。
 ストーリーの偶数、システムの奇数といわれるけど、ストーリーも良かったと思うし。
 ゲームをする爽快感は、何よりのものだと思うのです。

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