『ミスティック・アーク』
とにかく不思議な雰囲気を序盤から感じさせてくれた作品。
オープニングからずっ〜と続く、一人ぼっち観は見事だと思う。
戦闘画面では、ちょっとリアルな戦闘シーンにビックリしつつも、
延々と続くスイッチ・フラグの連鎖につかまりまくる。
で、女神の求めに応じて、いろいろな世界をアークを求めて回るわけだが、
それがまた面白い。
神殿の島には、仲間がいないので、一人で寂しいが、
世界を移れば仲間が出現。また、生きている住民がいて会話が出来る。
個人的に好きなのは、子供の国と、果物の国かな。
仲間は喋らないので寂しい。
だから、
島で唯一、会話の相手になってくれた暖炉の精が消えてしまった時は、ホロリときた。
敵がレーダーのように見えるので、
頑張れば、ある程度は戦闘回数を減らすことも可能。
残りHPやMPが少ない時には、キャラのコントロールに神経を使って、
フィールド上でも気が抜けないのが、けっこういい感じ。
説明書がなかったので、仲間の独自コマンドの使い方とか、
アイテム合成とか、フィギュアの交換とか、わけわからん感じもあるが、
けっこう力技でいけます。
レベル上げを特にする必要もないと思うけど、
ボクはボス戦の前には3〜7Lv上げとくタイプなので、戦術ミスしてもなんとかなる。
ただ、仲間は死ぬと元の世界に戻ってしまうので、いちいち戻るのが面倒か?
ボクはアイテムを出し惜しみするので、あっという間にアイテム欄が一杯に。
そうなると、アイテムのやりとりがちょっと面倒になる。
う〜ん、でもこれはゲームの問題というよりは、ボクの問題?
ちょっとわかりにくい謎説き(小鳥のとか)もあるが、
地道に島を歩き回ればなんとかなり、(まぁ、ネットのフローチャートには頼ってしまったが)
コツコツとやり遂げた感がかなり湧く。
ボクは、まんべんなく派なので、ちゃんとぜんぶの仲間のレベルをソコソコまで上げたが、
誰かを選んでずっと連れまわしても楽かもしれない。
ラストは、感動です。
隠し玉というのは、こういう風に使わないとね。と感じさせてくれる。
が、じゃああの仲間達は…?という疑問もないではないが、
まぁ、余韻が残るエンディングです。
[戻る]